古いお守りを持ち続けるとどうなるのか、その効果や返納のタイミングについて専門家に聞いてみましたのでお伝えします。古いお守りを忘れていて1年以上持っているかたもいるようですね。参考にしてみてください。
ポイント
古いお守りを持ち続けるとどうなる?
古いお守りの効力
古いお守りを返納する理由
古いお守りの返納のタイミング
古いお守りの処分方法
目次
古いお守りを持ち続けるとどうなる?
古いお守りの効力
お守りは、神仏の加護やご利益を授かるために授かるものです。一般的には、授かってから1年程度で効力が弱まると言われています。その理由は、以下の2つが挙げられます。
1年間で厄を受けてしまう
お守りは、持ち主を厄から守る役割も担っています。しかし、1年間で持ち主がさまざまな厄を経験すると、その分だけお守りも厄を受けて力を弱めてしまうと考えられています。
持ち主の願いが叶うと、お守りの役割が終わる
お守りは、持ち主の願いを叶えるためにも授かります。願いが叶うと、その役割が終わるため、お守りの効力も弱まってしまうと考えられています。
このように、古いお守りの効力は弱まりますが、完全に失われるわけではないと考えられています。古いお守りでも、持ち主に幸運や厄除けをもたらすことがあるのです。
その理由は、以下の2つが挙げられます。
- 神仏の加護は永遠である
神仏の加護は、永遠に続くものとされています。そのため、古いお守りでも、神仏の加護が持ち主に降り注ぐことがあります。
- 持ち主の信仰心が大切である
お守りは、持ち主の信仰心によってその効力を発揮するとも言われています。そのため、持ち主が古いお守りを大切に持ち続け、信仰心を持ち続けていれば、古いお守りでも効果を発揮する可能性があります。
ただし、古いお守りは、新しいお守りと比べると効力が弱まっていることは確かです。そのため、古いお守りを長く持ち続ける場合は、以下のような点に注意しましょう。
注意ポイント
- お守りが汚れていないか、破れていないかを確認する
- お守りが濡れたり、熱くなったりしないように注意する
- お守りを人から譲り受けた場合、そのお守りの由来や持ち主の願いを調べておく
古いお守りを大切に持ち続け、神仏の加護を授かっていきましょう。
神様は懐が深くおおらかですからあなたの気持ちが満たされていることが大切です♪
古いお守りを返納する理由
古いお守りを返納する理由は、主に以下の2つです。
新しいお守りを受け取って、ご利益を新たに受けたい
お守りは、神仏の加護やご利益を授かるために授かります。そのため、1年経つと効力が弱まると言われているため、新しいお守りを受け取って、新たにご利益を授かりたいと考える人が多いのです。
古いお守りの役割が終わったと考えたい
お守りは、持ち主を厄から守ったり、願いを叶えたりするために授かります。そのため、願いが叶ったり、厄から守られたと感じたりしたら、古いお守りの役割が終わったと考え、返納する人もいます。
古いお守りの返納のタイミング
古いお守りの返納のタイミングは、一般的に1年程度が目安です。これは、お守りの効力が1年程度で弱まると言われているためです。しかし、お守りの種類やご利益によって、返納のタイミングは異なる場合があります。
例えば、安産祈願や合格祈願などの、特定の期間で役割が終わるお守りは、その期間が終わったときに返納することになります。また、厄除けや交通安全などの、長く持ち続けるお守りの場合は、1年程度を目安に、お守りが汚れたり、破れたりした場合に返納するとよいでしょう。
古いお守りを返納するときは、お守りを授かった神社やお寺に返納するのが一般的です。神社やお寺では、お守りを供養した上で、お焚き上げするなどの処置をしてくれるでしょう。
古いお札やお守りを返却する箱がありますからそこにお返ししてください。
引用元:根室金比羅神社
古いお守りを返納することは、神仏への感謝の気持ちを表すだけでなく、新しいご利益を授かるチャンスにもなります。お守りを授かったときは、返納のタイミングを意識しておくとよいでしょう。
古いお守りの処分方法
古いお守りの処分方法は、以下の4つがあります。
一番大事なのは形よりも「感謝の気持ち」です。あなたの状況に合わせてお礼の気持ちで処分してください^^
神社やお寺に返納する
神社やお寺では、古いお守りをお焚き上げするサービスを行っています。お焚き上げとは、お守りを火で焼き払うことです。お焚き上げは、神仏への供養の意味があり、古いお守りを大切に処分することができます。
お守りを返納するときは、お守りを授かった神社やお寺に、直接持っていきます。また、郵送で返納することもできます。
自宅で供養してから燃やす
自宅で供養してから燃やすこともできます。供養とは、神仏への感謝の気持ちを表すことです。
供養するときは、以下の手順で行います。
ポイント
- お守りをきれいに洗い、汚れや破れなどを修繕する
- 神棚や仏壇に供え、お線香をあげ、感謝の気持ちを伝える
- 燃やす
燃やすときは、火をつける前に、お守りをきれいに包んでおきましょう。また、燃えるゴミとして出すのではなく、不燃ゴミとして出すようにしましょう。
自宅で供養してから土に埋める
自宅で供養してから土に埋めることもできます。
供養するときは、以下の手順で行います。
手順
- お守りをきれいに洗い、汚れや破れなどを修繕する
- 神棚や仏壇に供え、お線香をあげ、感謝の気持ちを伝える
- 土に埋める
土に埋めるときは、お守りをきれいに包んでおきましょう。また、土に埋める場所は、人目につかない場所を選びましょう。
燃えるゴミとして出す
燃えるゴミとして出すこともできます。しかし、神仏への感謝の気持ちを表すという意味で、上記のいずれかの方法で処分するのがよいでしょう。
古いお守りを処分するときは、以下の点に注意しましょう。
注意ポイント
- 神仏への感謝の気持ちを忘れずに
- 自治体のルールに従って処分する
- 環境に配慮して処分する
まとめ:古いお守りを持ち続けるとどうなる?専門家に聞いてみた
記事を総括します。
古いお守りの効力
・授かってから1年程度で弱まる
・完全に失われるわけではない
・神仏の加護は永遠
・持ち主の信仰心が大切
古いお守りの返納の理由
・新しいお守りを受け取りたい
・古いお守りの役割が終わった
古いお守りの返納のタイミング
・一般的に1年程度
・お守りの種類やご利益によって異なる
古いお守りの処分方法
・神社やお寺に返納する
・自宅で供養してから燃やす
・自宅で供養してから土に埋める
・燃えるゴミとして出す
古いお守りの処分時の注意点
・神仏への感謝の気持ちを忘れずに
・自治体のルールに従って処分する
・環境に配慮して処分する