人間関係の中で、あなたの境界線を越えてくる人はいませんか。
あなたの土俵に許可なく入ってこられて疲れたり、自分の意見が分からなくなったりしていませんか。

でも、「嫌われたくない」「せっかくご縁で出会ったんだし」「お世話になったし」「楽しいことも多いし..」などと思って、人間関係をそのままにしているかもしれません。

それは、現状維持が楽だからです。わざわざ今まで付き合いのある人を拒否するには、思った以上にエネルギーが必要です。

ただ、その何となくで付き合っている人が、無意識のストレスになっている場合は多いのです。

一度自分の人間関係を振り返り、徐々に整理することで、今まで見えていた景色を完全に変えることも可能ですので、今回は人との境界線の引き方をお伝えします。

境界線を越えてくる人と曖昧な依存関係になるのは危険

境界線を越えてくる人

家族の例で言えば、過保護な親です。子どもの宿題を親がやったり、本来子供がすべき身の回りの準備をやったり、子供の友人関係をコントロールしようとするとき、境界線を越えていると言えるでしょう。

職場では上司が、部下の仕事ぶりが不安で、ついつい自分がやってしまうときです。
また、お金や時間に関する約束をないがしろにされる場合も、境界線を越えられています。その人はあなたのことを、十分に大切にはしていません。

SNSでの返信が遅いとずっと気になってしまうのは、その人と上手く境界線を引けていないからです。

ご飯を食べに行って、自分の食べたいものがあるのに言えない時もそうです。
つまり、境界線を越えてくる人は悪意などなく、無自覚か、あるいは善意でさえあるわけです。親は子供のためを思って、上司は部下のためを思っての行動です。
また、曖昧な境界線は依存関係を引き起こす可能性があり、不健全です。人の成長を止めてしまいます。

人間関係の境界線を引く3つの方法

はっきりした境界線を引くには、自分の自尊感情を十分に持つことが大切です。
ただ、境界線を引けない人と言うのは自尊感情が低いことが多いのです。
ここでは、「態度」「ふるまい」によって境界線を引く方法を見ていきましょう。

 小さい決定を自分でする

境界線がない人は、大体他者に決定権を奪われています。

友達と遊ぶ時でも、自分からランチの場所や時間を提案してみましょう。
小さなことですが、「自分が物事を動かしている」という実感が持てるはずです。
自分で決定を下さないというのは、自分でリスクを取らずに任せてきた結果だとも言えます。

そしていつの間にか、いいように利用されてしまいます。
それは、気づかぬうちに自分の価値を下げてしまいます。
簡単にあなたの価値を下げてはいけません。

多くを語らない

境界線が曖昧な人は、他者寄りの自己開示をしている場合が多いです。

そこで、この人には簡単には踏み込めないな、と思わせるオーラを出しましょう。
多くを語らず、しかし言葉の隅々に、にじみ出る知性や教養を表現するのです。
その時、求められていること以外、ペラペラと話す必要はありません。
私はここまで、という境界線をつくるためです。

イエスマンになってはいけません。
反対意見を言う必要はありませんが、同意してはいけません。
「そうなんだ」という言葉で自分を守ることができます。

ボディランゲージを上手く使う

ボディランゲージはとても有効です。

人が境界線を超えようとしてきたら、無表情になるとか、首をかしげて賛成していないことを示しましょう。
今までうなずいていたのに急に無言になる、相手をじっとみつめてみる、などすると、相手は違和感を感じるはずです。

このようなボディランゲージで、静かな怒りや、賛成していないことを表現できます。
私はよく、何かを見通したような目で相手を見つめ、微かにほほえみます。
また、「そうなんだね」と言って、会話を終わらせようとします。

まとめ:人との境界線で、心を豊かにする

境界線を引くと聞くと、冷たい感じがするかもしれません。
しかしこれは自分のことを大切にし、自分の価値を保つことを意味します。

境界線は、自分の心が豊かであるために必要です。
自尊感情が低く、人との境界線が曖昧になっている人こそ、まずは具体的な態度やふるまいを意識してみてください。きっと何かが変わるはずです。

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