
神社参拝って難しい儀式とかあるんですか?行こうと思うんですけど変なことしたら恥ずかしいかなって・・
神社での正しい、というより一番神様に願いが届きやすい参拝の仕方と神様に歓迎されている印についてお話しますね。

日本の神様は大らかなので、心配しないで気楽に行ってみてくださいね参拝の仕方も説明します。気楽にで大丈夫ですよ^^
日本人と神様は切っても切れない仲で、自営業の家には昔から神棚が祭ってあり、最近は自宅に神棚を祭っている人も多いです。御朱印もブームになり神社や神様はより近い存在になってきました。
辛い時や助けてほしいときに「神様、お願いします」って口から出ますもんね。誰かに教わったわけでもないのに不思議ですね。
神社参拝の仕方、お賽銭の相場は?【神様に歓迎されているサインも】
どこの神社でも拝殿のところに
「二礼二拍手一礼」または「二拝二拍手一礼」と書いてあります。
「礼」は軽めに頭を下げる
「拝」は深く頭を下げる
お相手は目に見えない崇高な神様ですので常に「拝」の方がよいです。
どれくらい深いお辞儀?ですが、90度以上頭を下げると良いです。理由は後ほど出てきます。
ここを踏まえて聞いていただけるとわかりやすいかと思います。
①鳥居をくぐる前に
鳥居をくぐる前に「一拝」します。よく鳥居の真ん中は神様が通る道だから、端を歩くと聞きますが、日本の神様はとてつもなく大らかで優しいので、そんなことでは怒りません。気にしなくて大丈夫!
それより心を穏やかにして神聖な気持ちになることのほうが神様には喜ばれます。
②手水舎(手水所)で手と口、魂を清める
柄杓が置いてあります。柄杓で水をすくいまず両手を清めます。柄杓を持っていない方の手から、柄杓を持ち替えてもう片方の手を清浄します。
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次に清めた手に水を受け口に含んで、口の中を清めます。(絶対に直接柄杓から口へ運ばないようにです)
↓
最後に柄杓の取っ手、手で持ったところですね。ここに水を流して清めておきます。柄杓を立てれば自然に流れますよ。
そして、そして一番大事なことは、このとき自分の「魂」を清めます。言葉でいうと難しいかもですが、要は心の雑念を払って無にするってことですね。難しいので自分で「心穏やか」な気持ちになればそれで大丈夫です。
③本殿(拝殿)で参拝
神社の荘厳な雰囲気がそうさせるのか、たいていはこのあたりで誰もが神聖な気持ちになってきますね。
で、先ほどの「二拝二拍手一拝」2回深くお辞儀をし、2回柏手を打ち、最後は1回深くお辞儀
この「拝」の角度を90度以上に。と先ほどお話しましたが、なぜかというと90度以上のお辞儀は頭と体がかなり下に折れた状態ですよね。
ここで、神様が頭、肩、体を軽くしてくださるからです。
「肩の荷をおろしてくださる」のです。
大事なこと、とっても大事なことです。
神様にお願いしてはいけないということはないのですが、本来は感謝を伝える場所ですので
「〇〇神社様、日々お守りくださいましてありがとうございます」というように。
〇〇のなかは参拝してる神社さんの名前です^^
感謝をすれば次もまた感謝を伝えたくなることが起きます。なので、できればお願いよりは感謝の気持ちを伝えたほうがご利益も期待できます。
本当に苦しいときは「神様~お願いします。お願いします」という気持ちもわかりますので、心に余裕があるときは「感謝の気持ち」ですね。
④御神木にもお参りしましょう
御神木(しめ縄が張ってある大木です)は、神様とともにその土地や人々を何百年、何千年も守ってくださっている木です。敬いの心で参りましょう。
御神木の前で両手を天に向け、感謝の気持ちを伝えたり褒めてあげたりします。時計回りに御神木の周りを歩きながらだと尚更いいですね。
神社のお賽銭の相場は?
相場はないです^^
よく「ご縁があるように5円玉」「二重の喜びがあるように20円」って多いですよね。それでもいいですし、各自お財布事情もあるのでそのときの気持ちで大丈夫です。
ただ、願いが叶ったときはお礼参りをして少し多めにお礼すると良いです。初詣のときは多めに。でもいいですね。
参拝が終わったら「はぁ」とか「ふぅ」とか声にしたらダメですよ~^^
神様は後ろ姿も見ておられますよ。凛として戻りましょうね。
神社で神様に歓迎されている証拠として起こる現象
訳もなく涙が出る
これは私も良くあります。なぜか涙があふれてくるんです。何故と言われても言葉では説明しにくいですが、多分ですが、神様の大きな御心に包まれたんじゃないかと自分では思ってます。
そのときは、本当に自然にお礼の言葉が出ます。まるで導かれてるみたいです。
波長というか波動が合う神社が起こりやすいです。なんか、ここの神社は汚いなぁ、とか思ってしまうと清々しくなれなくて涙も出ないです。
雨の時は急に日が差し込んだり、逆に明るいのに急に雨が降る
こういった天候の現象もあなたがそこに来た時に起これば神様が「よく来ましたね」と歓迎してくださっているサインです。すぐに心の中でもいいのでお礼を言いましょう。
参拝時に神前幕がひらりと揺れたり上に上がったりする
拝殿の垂れ幕のことです。参拝中に風もないのにヒラリと幕が上がったり、揺れたりするのも神様に歓迎されている証拠です。
めったにないことで、よほど心が神様に近い人でないとお目にかかれないようです。
私もまだないです。^^;
風が吹いてないのに木々の枝葉がさわさわと鳴る
これも上記と同じく風がないのに自分がいる近くで木の葉がサワサワと鳴いたり、そよそよと揺らいだりする神様からの歓迎の印です。
私は一度だけ体験しました。近所の神社ですが、お掃除も行き届いていて清々しい神社です。
摩訶不思議で怖いくらいでした。参拝を終えて参道を歩いていたときに風もないのに葉っぱがそよそよと揺れたんです。ご神前ほどではなくても、間違いなく歓迎されている!とすぐにお礼を言いました。
神社巡りは大好きですが、木々の揺らぎは初体験です。もっと綺麗な心になって再び歓迎されたいです。
もちろん、神前幕で歓迎されたいのが一番ですが、まだまだ心の修行が足りないみたいです;;
ご神前で参拝中に後ろから押される感じがする
参拝中に頭を下げて「拝」をしているときに何か不思議な力で背中を押されている感じ。この現象も神様からの歓迎サインです。「ようこそいらっしゃいましたね」のサインです。
逆に、今来てほしくないときは後ろに引っ張られる感じになります。神様は基本的に大らかで優しいので滅多にないようですが、まれに引っ張られる人がいるみたいですよ@@出直してきなさいってことでしょうかw
神社参拝の作法【神様に歓迎されているサイン】に気づいたら速攻感謝のまとめ
今回は神社参拝の作法や神様からの歓迎サインについてお話しました。
何か悩み事があるとき、心を落ち着かせたいとき、何でもないときでも神社に参拝しに行ってみましょう。自然のパワーがいただけるはず。
遠出の必要はありません。地元を守ってくださっている「産土神(うぶすながみ)}からお礼参りに行きましょう。
私も実家が自営のため物心ついたときから神様と共に生きています。おかげさまで高齢の両親も私も娘たちも元気です。
今後も時折り神社や神様のお話もしていきます。